エレコムのJC-U4013SBKの評判は?価格2,000円台からの実力を検証

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エレコムのJC-U4013SBKは、実売2,000円台から購入できる有線タイプのUSBゲームパッドです。価格.comや楽天市場に寄せられた評判を見ると、価格に対する作りの良さを評価する声が多く見られる一方、連射ボタンの配置や十字キー周りの耐久性には注意を促す意見も一定数あります。2016年12月中旬に発売されてから約10年近く経ちましたが、いまも家電量販店やネット通販で扱われ続けているロングセラーの型番です。この記事では、JC-U4013SBKの基本スペックと特徴、セットアップ方法、そして実際の評判の中身までをまとめました。初めてPC用のゲームパッドを選ぶ人にとって、購入前の判断材料になれば幸いです。

目次

エレコムJC-U4013SBKは2016年12月発売のロングセラー有線ゲームパッド

JC-U4013SBKは、エレコム株式会社が販売するUSB接続の有線ゲームパッドです。13個のボタンを搭載し、XInputとDirectInputの両方の入力方式に切り替えて使える点が最大の特徴です。発売は2016年12月中旬で、そこから約10年近くにわたって販売が続いています。カラーはブラック1色で、型番末尾の「BK」がその色を示しています。

パソコンでアクションゲームやレースゲーム、格闘ゲームを遊ぶとき、キーボードとマウスだけでは操作しづらい場面が出てきます。JC-U4013SBKのようなゲームパッドは、そうした場面で本領を発揮する周辺機器です。長く売れ続けている製品というのは、それだけ多くのユーザーに選ばれ続けてきた実績があるということでもあります。

実売2,000円台からの価格帯と基本スペック

JC-U4013SBKの実売価格は、およそ2,000円台から4,000円台前後です。販売店や時期によって変動しますが、他社の高機能コントローラーと比べるとかなり手頃な価格帯に位置しています。ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ツクモ、アスクル、楽天市場、Amazon、メルカリなどのフリマアプリまで、取り扱いの幅は広いです。購入時期によって在庫や価格が変わるため、最新の情報は各販売サイトで確認したほうが確実です。

基本スペックは以下の通りです。

項目内容
接続方式USB有線接続
ケーブル長約1.8m
ボタン数13ボタン(十字ボタン、メインボタン4つ、L1/R1/L2/R2、START、BACK/SELECT、GUIDE相当、モード切替ボタンなど)
アナログスティック2本
軸数4軸(X軸/Y軸/Z軸/Z回転)
入力方式XInput/DirectInput両対応
振動機能あり(振動モーター2基)
連射機能あり(全13ボタンに個別設定可、3段階切り替え)
対応OSWindows 11/10/8.1/7/Vista、Chrome OSなど
本体寸法幅172.0mm×奥行108.0mm×高さ73.9mm(ケーブル除く)
質量約260g(ケーブル含む)

この価格帯で振動と連射、2種類の入力モード切り替えをひと通り備えているのは、率直に言って悪くない内容です。

300万回耐久ボタンとアルプス電気製スティックが価格以上の作り込み

JC-U4013SBKは、ボタン部分に300万回の押下試験をクリアした素材を使っています。十字ボタンとメインボタンには日本メーカー製の高品質なゴム素材が採用されており、これがそのまま製品名の「高性能」という表現につながっています。ゲームパッドは長時間・高頻度でボタンを押し続ける使い方をする周辺機器なので、この試験数値は購入前の安心材料になります。

アナログスティックには、アルプス電気(現アルプスアルパイン)製のスイッチが使われています。アナログスティックはFPSやレースゲーム、アクションゲームのような繊細な入力が求められる場面で酷使されやすいパーツです。ここに精密機器分野で実績のあるメーカーのスイッチを採用しているのは、価格の割に手を抜いていない部分だと言えます。

ドライホール構造のグリップで長時間プレイの蒸れを軽減

長時間のプレイでは、手のひらの蒸れや疲労も気になってきます。JC-U4013SBKのグリップ部分は、内部に空洞を設けて通気性を高めた「ドライホール」構造を採用しています。これにより、長時間のセッションでも手のひらの蒸れを抑え、握り心地を保ちやすくなっています。持ちやすさを重視した筐体形状と合わせて、長時間プレイを想定した設計になっています。

連射は3段階、振動は2モーター搭載

連射機能は、13個あるボタンそれぞれに個別で設定できます。連射速度も3段階に切り替えられるため、シューティングゲームやアクションゲームで素早い連続入力が必要な場面で、手動連打の代わりに設定しておけば負担を減らせます。

振動機能は、2つの振動モーターを搭載しています。対応しているゲームタイトルであれば、衝撃や爆発、被弾といった演出に合わせて振動フィードバックが得られ、没入感のあるプレイにつながります。ただし振動が働くかどうかはゲーム側の対応状況次第なので、遊びたいタイトルが振動に対応しているかは事前に確認しておいたほうがいいでしょう。

XInputとDirectInputの切り替えで新旧のゲームに対応

JC-U4013SBKのもうひとつの特徴が、XInputとDirectInputという2つの入力方式を切り替えて使える点です。

XInputは、Xboxコントローラーと同じボタン配置・入力仕様に準拠したモードです。近年の多くのPCゲームがXInputに標準対応しているため、接続するだけでボタン割り当てが自動認識され、追加設定なしで遊べることが多いのがメリットです。

一方のDirectInputは、より古くからある汎用的な入力規格です。レトロゲームやDirectInputのみに対応した一部のタイトル、エミュレーターなどで使われます。ゲームごとにボタン設定を手動で行う必要がある場合が多いものの、対応できるソフトの幅は広いです。

この2つのモードを状況に応じて切り替えられることで、最新のゲームから昔ながらのゲーム、エミュレーターまで幅広く対応できるのが、JC-U4013SBKの強みです。

そもそもPCゲーム向けのコントローラー規格が2種類存在しているのは、Windows向けゲームの歴史的な経緯によるものです。DirectInputはWindowsが古くから備えてきた汎用の入力規格で、メーカーやボタン数の異なるさまざまなコントローラーに対応できる反面、ゲーム側でボタン配置を個別に設定する手間が発生しやすい規格でした。その後、家庭用ゲーム機のコントローラーが標準的な入力仕様として広く普及したことで、同じ配置のままPCでも自動認識できるXInputが主流になっていきました。JC-U4013SBKのように両方に対応した製品を選んでおけば、ゲームごとの規格の違いに振り回されにくくなります。

ドライバとゲームパッドアシスタントの導入手順

JC-U4013SBKを使う際は、PCに接続する前にエレコムの公式サイトから最新のドライバをダウンロードし、インストールしておくことがすすめられています。ドライバをインストールした状態でUSBケーブルを接続すると、デバイスが自動的に認識され、そのまま使えるようになります。

Windows 10やWindows 11では、OS標準のドライバでも認識される場合が多いです。ただし連射機能や振動機能、細かいボタン割り当てを正しく利用するには、エレコム公式のドライバやユーティリティソフトを入れておいたほうが安心です。エレコムのサポートページには「JC-U4013S」シリーズ向けのユーザーズマニュアル(PDF)が公開されており、接続方法やボタン配置、モード切り替えの手順が図解付きで説明されています。

コントローラー非対応のPCゲームで使いたい場合は、エレコムが提供する「ゲームパッドアシスタント」というユーティリティソフトが役に立ちます。ゲームパッドのボタン操作をキーボードやマウスの入力として割り当てられるので、本来はコントローラーに対応していないゲームでも、擬似的にゲームパッドで操作できるようになります。設定はソフトウェア上でボタンごとにキーを割り当てるだけなので、パソコン操作に不慣れな人でも比較的簡単に行えます。

ゲームパッドアシスタントはエレコム公式サイトのダウンロードページから入手できます。インストール後に起動すると設定画面が表示され、十字キーやアナログスティックの「POV」表示部分、各ボタンに対して、割り当てたいキーボードのキーやマウス操作を個別に登録できます。初めて設定する場合は、エレコムが公開している「スターターマニュアル」(PDF形式)に沿って進めると、インストールから割り当てまでの手順に迷いにくくなります。

Steamでの認識とコントローラー非対応ゲームへの対応

Steamで配信されているゲームでJC-U4013SBKを使う場合、XInputモードとDirectInputモードのどちらで動作させるかによって認識のされ方が変わってきます。Steamのコントローラー設定には、PlayStation系コントローラーとして扱うオプションなどがあり、ゲームによってはこの設定を有効にすることでボタン割り当てがスムーズになるケースも報告されています。

ゲームタイトル自体がコントローラー入力に非対応の場合でも、先に触れたゲームパッドアシスタントを使えば、キーボードやマウス操作として擬似的に割り当てられます。オンラインゲームなどコントローラー非対応のタイトルでも、あらかじめ登録しておいたキー割り当てに従ってゲームパッドからの入力が認識される仕組みです。

Steam自体にも、接続されたコントローラーを内部的にXInput相当として扱い、ゲーム側の対応状況にかかわらずボタン割り当てを設定できる機能が用意されています。この機能を経由すると、本来はXInputに対応していないタイトルでも、ある程度まではコントローラー操作に持ち込める場合があります。JC-U4013SBK自体はXInput/DirectInputの切り替え機能を持つ製品なので、こうしたSteam側の仕組みと組み合わせることで、対応の幅をさらに広げられる余地があります。

無線版JC-U4113SBKとの違いは接続方式とコスト

エレコムのゲームパッドシリーズには、JC-U4013SBKの無線版にあたる「JC-U4113SBK」があります。基本的なボタン配置や機能面(13ボタン、振動、連射、XInput/DirectInput対応)はJC-U4013SBKとほぼ共通していますが、USBレシーバーを使った無線接続に対応している点が異なります。

ケーブルの取り回しを気にせずプレイしたい人には無線版のJC-U4113SBKが向いています。コストを抑えつつ遅延の少ない安定した接続を求める人には、有線版のJC-U4013SBKのほうが向いていると言えるでしょう。有線モデルには電池切れの心配がなく、価格も無線モデルよりやや抑えられています。

無線接続は取り回しの自由度が高い反面、入力から画面への反映までにわずかな遅延が発生しやすく、対戦格闘ゲームやリズムゲームのようにコンマ数秒のタイミングがシビアなジャンルでは有線接続のほうが安定して扱いやすいとされています。電池切れやレシーバーの紛失といった、無線ならではの管理の手間がない点も、有線モデルを選ぶ理由になります。プレイするジャンルと設置環境の両方を踏まえて、どちらのモデルが自分に合っているかを考えるとよいでしょう。

このほかエレコムからは、ボタン数の異なるモデルや24ボタンを搭載したより高機能なゲームパッドなど、複数のバリエーションが展開されています。用途や予算に応じてシリーズの中から選べるのも、エレコムのゲームパッド製品群の特徴です。

評判はコスパへの満足と連射ボタンの誤操作指摘に二分

価格.comや楽天市場のレビューには、JC-U4013SBKに関する口コミが多数寄せられています。読んでみると、良い評価と気になる評価がはっきり両方存在するタイプの製品だと分かります。

良い評価として多いのは、価格の割に使用感や作りがしっかりしているという声です。実際に複数個購入してリピートしている利用者もおり、初回の満足度が次の購入につながっている様子がうかがえます。ボタン配置がPlayStation系コントローラーに近いため、PlayStationに慣れているユーザーが違和感なく使えるという意見もあります。レトロゲームやエミュレーターでの利用に適しているという評価も見られます。

一方で気になる点として挙げられているのが、連射設定用のボタンの配置です。L・Rボタンに近い位置にあるため、プレイ中に誤って触れてしまうという指摘があります。十字キー周りの耐久性については、使用開始から数ヶ月で不具合が出たという報告も一部にあります。持ち手の傾斜によって十字キーの操作にやや癖があると感じるユーザーもいるようです。

価格と基本性能のバランスは高く評価される一方、細かい操作性や長期の耐久性については使用環境や個体差によって評価が分かれる部分もあります。連射ボタンをどの程度使うか、長時間プレイが多いかといった自分のプレイスタイルと照らし合わせて確認しておくと、購入後のミスマッチを避けやすくなります。

量販店レビューでは満足度3点前後という厳しい声も

大手家電量販店のレビューコーナーに寄せられた評価を見ると、満足度は5点満点中3点前後にとどまっているケースもあります。価格の安さと引き換えに、細部の作り込みには限界があるという受け止め方も一定数存在するということです。

具体的な不満点としては、前述の連射ON/OFFボタンがL1・L2ボタンに近接しており、FPSやアクションゲームのようにL1・L2を頻繁に使うジャンルでは誤操作を招きやすいという指摘があります。コントローラー本体とケーブルの接続部分の被膜にひびが入り、断線や短絡のおそれを感じたという報告も見られます。長期間・頻繁に使う場合は、ケーブルの根元部分に無理な力がかからないよう扱いに注意しておくと安心です。

その一方で、レトロゲームやターン制のRPG、カジュアルなアクションゲームのように連射やシビアな入力タイミングをそれほど要求されない用途では、快適に使えているという声も多く見られます。同じ製品でも、遊ぶジャンルによって評価が変わってくる製品だと言えそうです。

JC-U4013SBKが向いているのはこんな人

JC-U4013SBKが向いているのは、まず初めてPC用のゲームパッドを購入する、コストを抑えたい人です。XInput対応の最新ゲームだけでなく、DirectInputのみに対応した古いゲームやレトロゲーム、エミュレーターも使いたい人にも合っています。振動フィードバックのあるプレイ体験を求める人、連射機能を活用したいシューティングゲームやアクションゲーム好きな人にも向いています。

無線接続の遅延や電池切れを気にせず、安定した有線接続を重視する人。PlayStation系のボタン配置に慣れており、似た操作感のコントローラーを探している人。こうした人たちにとって、JC-U4013SBKは選択肢の一つになるはずです。

逆に、ケーブルの取り回しを一切気にしたくない、部屋の離れた場所からプレイしたいという場合は、無線版のJC-U4113SBKや他社の無線コントローラーのほうが合っているでしょう。

購入前は連射ボタンの位置とドライバ導入を確認

購入前に確認しておきたいポイントは、大きく分けて次の通りです。

使用したいゲームタイトルがXInput対応かDirectInputのみの対応かを事前に調べておくと、設定の手間を減らせます。振動機能を使いたい場合は、プレイ予定のゲームが振動機能に対応しているか確認しておきましょう。ドライバやユーティリティソフトは、購入後にエレコムの公式サポートページから最新版をダウンロードしておくことがすすめられます。ユーザーズマニュアル(PDF)もサポートページで公開されているため、初期設定時に参照すると安心です。そして、連射ボタンの位置がL・Rボタンに近いという口コミがある点は、プレイスタイルによっては誤操作につながるため、頭に入れておいたほうがいいでしょう。

エレコムのJC-U4013SBKは、2016年の発売から約10年近く販売され続けているロングセラーの有線ゲームパッドです。13ボタン、XInput/DirectInput両対応、連射機能、振動機能といった基本性能をひと通り備えながら、実売2,000円台からという価格を実現している点は、この製品の一番の魅力です。300万回の押下試験をクリアした耐久ボタンや、アルプス電気製のアナログスティックスイッチなど、価格帯以上の作り込みがされている部分も見逃せません。

一方で、連射ボタンの配置や十字キー周りの耐久性については、使用者によって評価が分かれています。購入前にレビューを確認し、自分のプレイスタイルに合っているかどうかを見極めておくことをおすすめします。Windows 11を含む幅広いOSに対応しており、最新のPCゲームからレトロゲームのエミュレーションまで、コストを抑えつつ一台で幅広く楽しみたい人にとって、有力な選択肢になる製品です。

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