TP-Linkのミニスマートプラグ、Tapo P105/Aは、価格.comで25件のレビューを集め5点満点中4.45点、Amazonでも3,600件を超えるレビューで4.1点という評価を獲得しています。購入者からは「設置が簡単」「価格が手頃」という声が目立ち、スマートプラグとしての評判は総じて良好です。一方で通電ランプの視認性やApple HomeKitへの非対応など、購入前に把握しておきたい注意点もあります。この記事では、Tapo P105/Aの評判を良い点と気になる点の両面から整理し、スペックや他モデルとの違い、具体的な活用方法まで紹介します。
Tapo P105/Aの評判は価格.comで4.45点、Amazonで4.1点
Tapo P105/Aは、2020年9月10日に発売されたTP-Link製のミニスマートWi-Fiプラグです。家庭用コンセントに差し込み、その先に接続した家電のオン・オフをスマートフォンや音声で遠隔操作できるようにします。
価格.comでは25件のレビューで4.45点という高評価を維持しており、スマートプラグ・スマートコンセントのカテゴリーで上位にランクインし続けています。Amazonでは3,600件を超えるレビューが寄せられ、評価は4.1点です。レビュー件数の多さからも、このプラグがどれだけ広く使われているかがわかります。
評判の中心にあるのは「価格が手頃で設定が簡単、基本機能を手堅くこなす定番機」という評価です。高機能な家電というより、照明の消し忘れや充電管理といった生活の小さな不便を手軽に解決する入門機として支持されています。
Tapo P105とP105/Aの違いはAmazon Alexa認証の有無
型番の末尾に「/A」が付いたTapo P105/Aは、日本国内向けに展開されているバリエーションで、Amazon Alexa対応の認証を受けたモデルを示す表記とされています。本体サイズや定格出力といった基本仕様はTapo P105と共通なので、実用面では型番の違いを気にする必要はほとんどありません。
販売形態はシングルパックのほか2個パック、4個パックがあり、まとめて購入するほど1個あたりの単価が下がる傾向があります。複数の部屋や家電に導入したい場合は、パック品を選んだ方がコストを抑えやすくなります。
Tapo P105/Aのスペックは最大10A、1000Wで2.4GHz帯専用
Tapo P105/Aの主なスペックは次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 約60×38×33mm |
| 最大負荷・定格出力 | 10A/1000W |
| 通信方式 | IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯のみ) |
| 初期設定時の接続 | Bluetooth 4.2(初回セットアップのみ) |
| 対応OS | Android 4.4以降、iOS 9.0以降 |
| 対応音声アシスタント | Amazon Alexa、Googleアシスタント |
| 電力モニタリング機能 | 非搭載 |
| 保証期間 | 3年 |
| 参考価格 | 1個あたり1,200円から1,500円程度 |
サイズは60×38×33mmとコンパクトで、テーブルタップに挿しても隣の差込口を塞ぎにくい設計です。通信は2.4GHz帯のみに対応しており、5GHz帯は使えません。初期設定にはBluetoothを使うため、Wi-Fi接続が不安定な環境でも比較的スムーズにペアリングできます。
スケジュール機能でタイマーを設定しておくと、Wi-Fi接続が一時的に切れても設定通りに動作を継続するという報告が複数のレビューにあります。クラウド制御に依存しすぎず、設定時刻通りに確実に動く安定性は、照明の自動点灯や充電の時間管理といった実用目的で使うユーザーから評価されているポイントです。
Tapo P105/Aのセットアップはアプリとコンセントへの差し込みだけで完了
Tapo P105/Aの初期設定は、電気工事や配線作業を一切必要としません。スマートフォンに無料のTapoアプリをインストールし、本体を家庭用コンセントに差し込んだうえでBluetooth経由でスマートフォンと接続します。続けてアプリの案内に沿って自宅のWi-Fi(2.4GHz帯)に接続し、最後に操作したい家電をTapo P105/Aに差し込めば準備は完了です。あとはアプリ上でオン・オフ操作やスケジュール設定、タイマー設定、外出先からの操作、Amazon AlexaやGoogleアシスタントとの連携設定を進めていきます。
この手軽さが「スマートホーム初心者にもおすすめ」と評される大きな理由になっています。ただしWi-Fiは2.4GHz帯のみの対応なので、5GHz専用のネットワーク設定にしている家庭では、事前に2.4GHz帯のSSIDを用意しておく必要があります。
評判で良い点として多いのはコンパクトさとスケジュールの安定動作
レビューで繰り返し挙げられている好意的な評価を見ていきます。
本体が60×38×33mmと小型なので、テーブルタップの隣の差込口を塞ぎにくい点は多くのユーザーが評価しています。設定についても、Bluetoothでの初期接続からWi-Fi設定までアプリの案内に沿って進められるため、スマートホーム機器を初めて使う人でも迷わず完了できたという声が多く見られます。
スケジュール機能については、設定した時間にずれなく動作する、Wi-Fiが一時的に切れてもスケジュール通りに動くという安定性が好評です。外出先からスマートフォンでオン・オフを切り替えられるので、消し忘れた照明を消したり、留守中に家電を作動させたりする使い方もできます。
Amazon AlexaやGoogleアシスタントとの連携で音声操作ができる点も支持されており、特にAlexaとの相性の良さを挙げるレビューが目立ちます。価格は1個あたり1,200円から1,500円程度で、複数個パックを買うほど割安になるため、家中の複数の家電に導入しやすいコストメリットも評価の理由です。本体には物理的なオン・オフボタンもあり、スマートフォンを使わずその場で操作できる点や、家電製品としては手厚い3年保証がついている点も安心材料として挙げられています。
IFTTTやAccuBatteryといった外部アプリと連携させ、スマートフォンの充電が完了したタイミングで自動的に電源を切るという応用的な使い方を紹介するレビューもあり、単純なオン・オフ以上の活用アイデアが評判を後押ししています。
評判にある注意点はインジケーターの視認性とHomeKit非対応の2点
一方で、購入前に知っておきたい注意点もいくつかあります。
まず本体の通電状態を示すインジケーターライトについて、視認性が良くないという指摘があります。設置場所や角度によっては、オン・オフの状態が一目で分かりにくいという声がありました。また利用にはTP-LinkのTapoアカウント作成が必須で、アプリだけでなくアカウント登録という一手間が発生する点を煩雑に感じるユーザーもいます。
一部のテーブルタップや電源タップとの併用については、相性や干渉を気にする声があり、組み合わせによっては設置に工夫が必要になる場合があります。電力消費量を数値で確認する機能がないことも、このモデルの明確な制約です。家電の電気代を可視化したい、節電効果を数値で把握したいという用途には対応していないため、その場合は上位モデルのP110やP110Mを検討する必要があります。
通信は2.4GHz帯のみの対応で5GHz帯には対応していません。最大負荷も10A、1000Wまでという制限があり、大容量の電力を必要とする家電には不向きです。音声アシスタントについてもAmazon AlexaとGoogleアシスタントには対応していますが、Apple HomeKitとSiriには対応していません。iPhoneユーザーでSiriでの音声操作を前提に考えている場合は、対応状況を事前に確認しておく必要があります。
スイッチで電源が入る家電には有効ですが、本体のボタンを押さないと起動しない家電のようにボタン操作そのものが必要な機器には、コンセントのオン・オフだけでは効果が出にくいという指摘もあります。スマートプラグは家電そのものではなく、既存の家電をスマート化する周辺機器なので、照明の自動化や充電器の電源管理、サーキュレーターのタイマー運転など、使用目的を具体的に決めてから導入した方が満足度は高くなります。
Tapo P110・P110Mとの違いは電力モニタリング機能の有無
Tapo P105と同じスマートプラグのラインナップには、P100やP110、P110Mがあります。それぞれの違いを整理すると選びやすくなります。
| モデル | 電力モニタリング | 最大負荷 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Tapo P100 | 非搭載 | 10A/1000W | P105とほぼ近い立ち位置の初期モデル |
| Tapo P105/A | 非搭載 | 10A/1000W | ハブ不要でコンパクトな定番モデル |
| Tapo P110/P110M | 搭載 | P105よりやや大きい負荷に対応 | 消費電力を数値で確認できる上位モデル |
P110とP110Mでは、P105にはない電力モニタリング機能が追加されており、消費電力をアプリ上で数値として確認できます。その分本体サイズはP105よりやや大きくなり、Matter対応の有無や最大負荷W数にも差があります。扇風機のような、より大きな電力を使う家電を制御したい場合は、P110やP110Mの方が対応しやすいとされています。
つまり、とにかく安くコンパクトにスマートプラグを始めたい場合はP105/A、消費電力を数値で見える化したい場合や大きな電力の家電を制御したい場合はP110やP110Mを検討するのが分かりやすい選び方です。
Tapo P105/AとHS105の違いは最大負荷14A、1400WとBluetooth対応
TP-Linkには旧世代のスマートプラグシリーズ「HS」もあり、HS105はその一つです。現行のTapoシリーズとはアプリやブランドが異なります。
実機比較によると、HS105はTapo P105/Aよりも本体がやや大きく、幅が約6.5mm、厚みが約7mm大きくなっています。最大負荷も14A、1400WとTapo P105/Aの10A、1000Wより高めです。一方でHS105にはBluetooth機能が搭載されておらず、初期設定はWi-Fi経由のみで行います。対応アプリもHS105は「Kasa」を使用しIFTTT連携に対応していますが、現行のTapoアプリはIFTTTに対応していません。本体素材についてもTapo P105/Aは難燃性材料の使用が明記されており、電源ボタンの位置もP105/Aが向かって左側、HS105が右側という違いがあります。価格面ではTapo P105/Aの方が手頃とされており、型落ち在庫の処分を除けば、新規に購入するならTapo P105/Aを選ぶ方が無難という評価が一般的です。
Tapo P105/Aの活用アイデアはおでかけモードによる防犯とペットの留守番サポート
レビューで紹介されている活用方法を見ていきます。
物理スイッチ式の照明やフロアライトは、Tapo P105/Aを挟むだけでスマートフォンからの遠隔操作対象にできます。サーキュレーターや扇風機についてはタイマー機能を使い、必要な時間帯だけ動かす使い方が紹介されています。任意の時間単位で細かくオン・オフを設定できるので、就寝時に合わせて電源を切るといった運用も可能です。スケジュール設定と組み合わせれば、日没の時間帯に合わせて間接照明を自動的に点灯させることもできます。
留守中の防犯対策としては、Tapoアプリの「おでかけモード」が活用されています。指定した時間帯にランダムなタイミングで電源のオン・オフを繰り返す機能で、照明が決まった時間に必ず点灯・消灯すると不在が分かりやすくなってしまう問題を、ランダム動作によって避けられます。在宅しているように見せかけることで、不審者の侵入を抑制する目的での利用が紹介されています。
ペットの留守番中には、スマートリモコンなど他のスマートホーム機器と組み合わせて、エアコンや照明を外出先から操作し、室温管理や安心できる環境づくりに役立てる活用アイデアもあります。室温管理はペットの安全に直結するテーマなので、スマートプラグ単体でも照明や一部の家電の管理に使える点は評価されています。スマートフォンの充電管理については、IFTTTやAccuBatteryなどの外部アプリと連携し、充電完了のタイミングで自動的に電源をオフにする、バッテリーの劣化を意識した活用方法も紹介されています。
このように、Tapo P105/Aは単純なオン・オフ機能をベースに、照明の自動化やタイマー運転、防犯対策、ペットの留守番サポート、充電管理まで幅広いシーンに応用できます。この応用範囲の広さが評判の良さを支えている要素です。
Tapo P105/Aが向いているのはスマートホーム初心者と消し忘れ対策をしたい人
ここまでの評判やスペック、他モデルとの比較を踏まえると、Tapo P105/Aは次のようなニーズに向いています。
スマートホーム機器を初めて試したい人には、ハブ不要で設定が簡単、価格も手頃という3つの条件がそろっているため、最初の1台として導入しやすいはずです。照明や家電の消し忘れを防ぎたい人にも、外出先からのオン・オフ操作やタイマー・スケジュール機能が役立ちます。Amazon AlexaやGoogleアシスタントと連携して、声だけで照明やサーキュレーターを操作したい人にも適しています。1個あたりの価格が手頃でまとめ買いでさらに単価が下がるため、家の複数箇所に導入したい人にもコストメリットが出やすい製品です。
一方で、消費電力を細かく数値で把握したい人や、より大きな電力の家電を制御したい人は、上位モデルのP110・P110Mを検討した方が満足度は高くなるでしょう。
Tapo P105/Aの接続トラブルの多くはルーター設定の見直しで解決
評判の良いTapo P105/Aですが、Wi-Fi接続に関するトラブルの報告もあります。ルーターが「知らない機器」を拒否する設定になっていると、新しく接続しようとするTapo P105/Aが自動的に拒否されてしまう場合があります。ルーターの管理画面で、新規デバイスの接続を許可する設定になっているかを確認してください。
自宅のWi-Fiルーターを交換したり、SSIDやパスワードを変更したりした直後につながらなくなることもあります。この場合は本体をいったんリセットし、新しいWi-Fi情報で再設定する必要があります。2.4GHz帯と5GHz帯を同一のSSID名にまとめる「バンドステアリング」機能が有効なルーターでは、Tapo P105/Aが正しく2.4GHz帯に接続できないこともあります。この機能を一時的にオフにするか、2.4GHz帯用に別のSSID名を設定すると解決する場合があります。
一度設定に失敗した状態のまま再設定を繰り返すと、うまく接続できないことがあります。本体の「Reset」ボタンを5秒から10秒ほど長押しし、LEDが点滅して初期状態に戻ったことを確認してから、改めてTapoアプリで設定をやり直すと解決しやすくなります。設置予定の場所で電波が弱い場合は、初期設定そのものが完了しないこともあるため、まずはルーターから1メートルから2メートル以内の場所で設定を完了させ、紐付けが終わった後で本来設置したい場所へ移動させると接続がスムーズです。これらの対処法の多くはTP-Link公式のサポートページでも案内されており、口コミで見られる「つながらない」というトラブルの大半は、ルーター側の設定見直しやリセット、再設定で解決できています。
Tapo P105/Aの評判は入門用スマートプラグとして良好
Tapo P105/Aは、価格.comで4.45点(25件)、Amazonで4.1点(3,600件超)という評価を得ている、スマートプラグのエントリーモデルです。コンパクトなサイズ、ハブ不要で簡単な初期設定、スケジュール機能の安定動作、Amazon AlexaやGoogleアシスタントへの対応、手頃な価格とまとめ買いのしやすさが評判の良さを支えています。
通電確認ランプの視認性、Tapoアカウント作成の手間、電源タップとの相性、電力モニタリング機能が無いこと、Wi-Fiが2.4GHz帯のみの対応であることなど、購入前に知っておきたい注意点も複数あります。家電を手軽にスマート化したい人、まずは1台スマートプラグを試してみたい人にとっては、コストパフォーマンスと使いやすさのバランスが良い製品と言えます。消費電力の可視化など、より高度な機能を求める場合は、同シリーズの上位モデルであるP110・P110Mとの比較検討も合わせて進めてください。








